伊勢原市の祭り

伊勢原市では、伊勢原観光道灌まつりというのが行われています。江戸城築城で知られ、伊勢原でその生涯を閉じた戦国の武将・太田道灌にちなんで名付けられたお祭りで、道灌公鷹狩り行列、北条政子日向薬師参詣行列、観光総おどりなどが行われ、市内最大のイベントのようです。2日間にわたり、駅周辺の歩行者天国で盛大に開催されます。今年のお祭りは終わってしまいましたが、ゲストに有名人の柳沢慎吾さんや三浦理恵さんが歴史の人物の格好をしてお祭りに参加されていました。
伊勢原観光道灌まつりの主人公、太田道灌は江戸城築城で有名な室町時代後期の武将です。太田道灌は永享4年、扇谷上杉家の家宰を務めた太田資清の子として生まれました。幼名は鶴千代といい、元服後は資長と名乗りました。有名な「道灌」の名は出家後の法名になります。道灌は幼い頃から優れたといわれ、鎌倉五山で学問を修め、足利学校でも学んだといわれています。道灌や道灌の父が仕えていた扇谷上杉家は、関東管領上杉氏の分家の一つでした。
関東管領上杉氏は山内上杉家・犬懸上杉家・宅間上杉家・扇谷上杉家がありました。その当時は山内家が関東管領職を独占しており、扇谷家は山内家を支える分家のような位置づけにありました。この頃、鎌倉公方・足利持氏と関東管領・山内上杉憲実の対立から永享の乱が起こります。足利持氏が幕府軍に滅ぼされて鎌倉公方は一度中絶し、その後幕府によって持氏の子・足利成氏が鎌倉公方に、憲実の長男・山内上杉憲忠が関東管領に任じられました。そして道灌の父である太田資清は憲忠の義父の要望により憲忠を補佐することとなりました。この後の歴史は長々とありますが、このような古い歴史からお祭りが開催されているというわけです。実際のお祭りでは道路に馬が走ったりと凄く盛り上がりのある写真ばかりが掲載されていました。